笑顔で登校する背中を送り出す喜び

Oさん 神奈川校 卒業生保護者

元気な息子を再びみることができました。

中学校へ入学した息子は、吹奏楽部に入部し、充実した毎日を過ごしていました。
1年生の12月のある日、「おなかが痛い」と動けなくなった事が不登校の始まりでした。

原因不明の体調不良が続き、検査・入院といくつもの病院に行き、最終的にたどり着いたのが心療内科でした。

学校にも行けず、定期テストも受けられていないので「自分が進学できる学校があるのか」という不安で絶望しかけていた息子に、カウンセラーの先生が日々輝を勧めてくれました。

入学すると中学でできなかった分を一気に取り戻そうと、がんばりすぎて体調を崩してしまいました。
1年生のほとんどを学習室で過ごすこととなりました。私の心の中で「また、戻ってしまうのでは…」と常に不安がありました。

また絶望しかけた息子を救ってくれたのは、2年生になってからのクラスメイトでした。
2年生になってから2度の入院がありましたが、検定やボランティアなど授業以外の活動にも積極的に取り組み、自信を取り戻し始めました。

3年生で文化祭実行委員を務めた時は、今までに見たことのない笑顔で登校するようになっていました。
楽しそうに「行ってきます」と出掛け、「ただいま」と帰ってくる、ごく当たり前の光景が私にとってこんなにも嬉しいと思ったことはありませんでした。

春からは大学に進学します。
進路活動に親身になって指導してくれた先生方、心が折れそうになった時に支えてくれたクラスメイト、日々輝で過ごした日々への感謝を忘れずにこれからを過ごしてほしいと思います。

私も4月からは「いってらっしゃい」と元気に送り出したいと思います。