よのなか学習プログラム

仕事のことやこれからの生き方について学ぶ「よのなか学習」、今回は平成22年度、29年度の卒業生2名をお迎えし、高校時代の自分、卒業後、そして今に至るまでの体験をお話しいただきました。
お1人は現在お坊さんとしてさらに上の資格を目指して精進しているとのこと。「はじめからやりたいことなんて見つからない。少しいやだなと思ってもやるべきことに一つずつ取り組んでいるうちに自分に合ったこと、やりたいことが見つかるもの」という言葉は生徒たちの心に響くものがあったように感じます。元野球部ということで、講演後は袈裟を着たまま野球部の生徒たちとキャッチボールを楽しんでいました。
もうお1人は製菓の専門学校を卒業後、洋菓子店で働きながら舞台俳優としても活躍されている方です。俳優の道を目指すにあたっては周囲の反対もあったそうですが、当時は今挑戦しなければという思いで、勇気を出してチャレンジしたそうです。仕事もしながら稽古を続ける日々を送っているとのことですが、その前向きな姿は生徒たちに夢を与えてくれたように思います。出演する舞台を見に行ったことがあるという生徒もいて、放課後は在校生たちに囲まれ楽しく語らってくれました。
これからもこんな素敵な機会を用意できたらと思います。