娘は中学1年の秋に起立性調節障害を発症。心と体のバランスを崩し不登校になりました。それからの娘は自暴自棄になり、笑顔をなくしてしまいました。本人が一番つらく苦しい時間だったと思います。そんな娘が「高校には進学したい」と、学校説明会に参加。不登校を否定することなく受け止めてくださる穏やかな学校の雰囲気に「この学校なら取り戻せる」と一歩踏み出す勇気をもらいました。
入学してからは、体調に合わせてほぼ毎日登校するようになり、先生や友だちとの何気ない日常を楽しむ姿から学校に居心地のよさを感じていることが伝わってきました。徐々に娘らしさを取り戻していき、文化祭で生き生きとした笑顔を見たときは涙が溢れました。そして、生徒会の役員を務め、気づけば2年3年次は皆勤をとるまでに成長していました。
進路では、先生方が可能性を信じ見守り励ましてくださったおかげで第一志望の大学に合格。感謝しかありません。信頼できる先生方や理解しあえる親友と出会えたことは、これからの人生の支えになると思います。